こんにちは。
前回は青赤デルバーとボロス統治者について書いたので今回は残りのデッキについてです。
各デッキに対して無理矢理内容を膨らませることはできるけど無駄に長くなる割に対して有益な情報にもならなそうなので非常にあっさりした内容にしたつもりです。
・青黒コントロール
青黒コントロールにはノンクリーチャーからアンコウ高速召喚を狙ったものまで非常に様々なバリエーションがあるが、今回の話は《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》と《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》と、何枚かの《調査/Probe》が入ってるタイプのやつだ。
この”折衷型”の青黒コントロールは相手の《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》を倒すのが非常に難しいという欠点を抱えていたので正直あまりいいデッキではなかった。
しかし(最悪なことに)誰かが《はね返り/Recoil》という素晴らしいカードを見つけたことで一段と強くなってしまった!
”折衷型”青黒コンはアンコウを出すのがそんなに得意ではないということを覚えておきたい。
あなたの目からは簡単そうに見えるかもしれないが、彼らは結構一生懸命にアンコウを釣り上げている。
見ての通り墓地をたくさん肥やせるような構成にはなっていないからだ。
確かに1体目は《タルモゴイフ/Tarmogoyf》並の大物が出てくるかもしれないが2体目以降は《針刺ワーム/Spined Wurm》に毛が生えたようなやつが出てくることもある。
従ってこのデッキには墓地対策が非常に効く。
特に《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》は最高だ。初手にあったら少なくともそのゲームはあなた優位に進められるだろう。
ところが、《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》はあまりおすすめできない。
実のところ、私はこの爆弾を最適なタイミングで爆破できる自信がない。
相手の墓地が5枚あって相手は次のターンに打ち消しを構えながらアンコウを出してきそうだ、私は爆弾を起動すべきだろうか
相手の墓地に《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》と《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》が2枚ある、どうやら次のターンに相手は7マナに到達しそうだ。私は爆弾を起動すべきだろうか
わからない!!
遺産は初手にあることであなたのプレイをとても快適にしてくれるが呪文爆弾は初手にいた場合常にいつ起動すべきかを考える羽目になるだろう。
あなたがよほどの墓地オタクでない限り黒いデッキでも、多少フラッシュバック付きの呪文が入っていても遺産を使う方がいい!
青白裏返しコンボ
青白裏返しについて、あなたが知っておくべきことはあなたのライフをゼロにするために必要なのは《シャドーの裂け目/Shadow Rift》と《裏返し/Inside Out》と《噴出/Gush》の3枚だけだということだ。
手札にある除去呪文を相手のターン終了時に打って、コンボに必要な手札を少しでも減らしてやろうという気持ちはわからなくもないが、確定除去以外の除去はいくら撃っても手札のもっとも無価値なカードと交換になるだけでほぼ無意味だ。
裏返しコンボに勝つためには相手の手札を減らすのではなく、勝つために必要なマナの数を増やしてやることだ。
手札は3枚あれば事足りるがマナはというと3マナ+あなたの妨害手段の数と同じだけ青マナが必要で、調達までそれなりに時間を稼げるはずだ。
あなたのデッキが緑主体で、妨害手段が非常に乏しいのであればサイドボードに《はらわた撃ち/Gut Shot》をたくさん積んでおこう!たまにケアしないでオールインして自爆してくれることもある!
コンボを決めに来るターン以外の《噴出/Gush》はあなたにとってチャンスだ。
相手は自ら勝利から後退したのだ。今やあなたは最低限の妨害を構えながらメインでも動くことができる。
もう一つ、相手のカウンターは《堂々巡り/Circular Logic》と《払拭/Dispel》しか入っていないことも覚えておこう。
《ボジューカの沼/Bojuka Bog》は適当に置くべきではない。きっとあなたが《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》を通す手助けをしてくれるだろう!
5色トロン
あなたは青い思案定業デッキに対してどんな感情を抱いているだろうか。
クソ?思案禁止にしろ??
あなたが今回の私の記事をすべて読み終えた後、未だ彼らに対して負の感情を抱いているようならまだまだだ。
彼らはあなたのデッキを5色トロンから守るボディーガードなのだ!
あなたはリーグで順調に3-1し、迎えたラスト5戦目、これまでの挙動からどうやら相手は5色トロンのようだとわかった。
残念ながら、あなたはすでに棺桶の中で体育座りをしている。後は横になるだけだ。
あなたがデッキを組む上で最も意識しなくてはいけないのは《デルバー系》のデッキだが、実際に最も多く負けるのはこの5色トロンになるだろう。
5色トロンはpauperに存在するデッキの中でもっともデッキパワーが高く(少なくとも私はそう思っている!)、多くの場合、あなたの作るデッキはその高いデッキパワーと正面からぶつかり合う羽目になるだろう。
あなたのデッキを5色トロンに有利にするのは極めて困難で、割に合わない。
あなたのデッキがトロンに勝つために必要なのは、序盤に一気にゲームを決めてしまえるような爆発力だ。
しかし爆発力のある動きをねじ込むというのは非常に難しい。
したがってあなたのデッキに元々それが備わっているのではない限りあきらめたほうが無難だ。
例えば先日晴れて5-0した(そしてなんと商品化された!)、青黒ずべらデッキは3ターン目に相手の手札を0にするという動きが元々備わっていたからトロンに対してもいい戦いをすることができた。
しかし昔作った白赤レベルは構造上爆発力を持たせることは難しく、トロンに勝つことは諦めた。(しかし他のデッキには概ね勝てるいいデッキだった!)
5色トロンに対してできるアドバイスは1つだ。
”あなたはこのデッキに勝てるようにデッキを作るべきではない。”
5色トロンに勝てなくてもあなたのデッキはいいデッキなのだ!
デルバー系のデッキは5色トロンに対して十分に戦うことができ、青白裏返しはとても有利だ。
彼ら優秀なボディーガード達が5色トロンを環境から追い出してくれることを日々祈ろう。
たまに彼らに負けるのはその”お礼”だ!
次回からは実際に勝てるデッキを作るためのカード達の紹介です!
前回は青赤デルバーとボロス統治者について書いたので今回は残りのデッキについてです。
各デッキに対して無理矢理内容を膨らませることはできるけど無駄に長くなる割に対して有益な情報にもならなそうなので非常にあっさりした内容にしたつもりです。
・青黒コントロール
青黒コントロールにはノンクリーチャーからアンコウ高速召喚を狙ったものまで非常に様々なバリエーションがあるが、今回の話は《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》と《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》と、何枚かの《調査/Probe》が入ってるタイプのやつだ。
この”折衷型”の青黒コントロールは相手の《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》を倒すのが非常に難しいという欠点を抱えていたので正直あまりいいデッキではなかった。
しかし(最悪なことに)誰かが《はね返り/Recoil》という素晴らしいカードを見つけたことで一段と強くなってしまった!
”折衷型”青黒コンはアンコウを出すのがそんなに得意ではないということを覚えておきたい。
あなたの目からは簡単そうに見えるかもしれないが、彼らは結構一生懸命にアンコウを釣り上げている。
見ての通り墓地をたくさん肥やせるような構成にはなっていないからだ。
確かに1体目は《タルモゴイフ/Tarmogoyf》並の大物が出てくるかもしれないが2体目以降は《針刺ワーム/Spined Wurm》に毛が生えたようなやつが出てくることもある。
従ってこのデッキには墓地対策が非常に効く。
特に《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》は最高だ。初手にあったら少なくともそのゲームはあなた優位に進められるだろう。
ところが、《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》はあまりおすすめできない。
実のところ、私はこの爆弾を最適なタイミングで爆破できる自信がない。
相手の墓地が5枚あって相手は次のターンに打ち消しを構えながらアンコウを出してきそうだ、私は爆弾を起動すべきだろうか
相手の墓地に《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》と《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》が2枚ある、どうやら次のターンに相手は7マナに到達しそうだ。私は爆弾を起動すべきだろうか
わからない!!
遺産は初手にあることであなたのプレイをとても快適にしてくれるが呪文爆弾は初手にいた場合常にいつ起動すべきかを考える羽目になるだろう。
あなたがよほどの墓地オタクでない限り黒いデッキでも、多少フラッシュバック付きの呪文が入っていても遺産を使う方がいい!
青白裏返しコンボ
青白裏返しについて、あなたが知っておくべきことはあなたのライフをゼロにするために必要なのは《シャドーの裂け目/Shadow Rift》と《裏返し/Inside Out》と《噴出/Gush》の3枚だけだということだ。
手札にある除去呪文を相手のターン終了時に打って、コンボに必要な手札を少しでも減らしてやろうという気持ちはわからなくもないが、確定除去以外の除去はいくら撃っても手札のもっとも無価値なカードと交換になるだけでほぼ無意味だ。
裏返しコンボに勝つためには相手の手札を減らすのではなく、勝つために必要なマナの数を増やしてやることだ。
手札は3枚あれば事足りるがマナはというと3マナ+あなたの妨害手段の数と同じだけ青マナが必要で、調達までそれなりに時間を稼げるはずだ。
あなたのデッキが緑主体で、妨害手段が非常に乏しいのであればサイドボードに《はらわた撃ち/Gut Shot》をたくさん積んでおこう!たまにケアしないでオールインして自爆してくれることもある!
コンボを決めに来るターン以外の《噴出/Gush》はあなたにとってチャンスだ。
相手は自ら勝利から後退したのだ。今やあなたは最低限の妨害を構えながらメインでも動くことができる。
もう一つ、相手のカウンターは《堂々巡り/Circular Logic》と《払拭/Dispel》しか入っていないことも覚えておこう。
《ボジューカの沼/Bojuka Bog》は適当に置くべきではない。きっとあなたが《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》を通す手助けをしてくれるだろう!
5色トロン
あなたは青い思案定業デッキに対してどんな感情を抱いているだろうか。
クソ?思案禁止にしろ??
あなたが今回の私の記事をすべて読み終えた後、未だ彼らに対して負の感情を抱いているようならまだまだだ。
彼らはあなたのデッキを5色トロンから守るボディーガードなのだ!
あなたはリーグで順調に3-1し、迎えたラスト5戦目、これまでの挙動からどうやら相手は5色トロンのようだとわかった。
残念ながら、あなたはすでに棺桶の中で体育座りをしている。後は横になるだけだ。
あなたがデッキを組む上で最も意識しなくてはいけないのは《デルバー系》のデッキだが、実際に最も多く負けるのはこの5色トロンになるだろう。
5色トロンはpauperに存在するデッキの中でもっともデッキパワーが高く(少なくとも私はそう思っている!)、多くの場合、あなたの作るデッキはその高いデッキパワーと正面からぶつかり合う羽目になるだろう。
あなたのデッキを5色トロンに有利にするのは極めて困難で、割に合わない。
あなたのデッキがトロンに勝つために必要なのは、序盤に一気にゲームを決めてしまえるような爆発力だ。
しかし爆発力のある動きをねじ込むというのは非常に難しい。
したがってあなたのデッキに元々それが備わっているのではない限りあきらめたほうが無難だ。
例えば先日晴れて5-0した(そしてなんと商品化された!)、青黒ずべらデッキは3ターン目に相手の手札を0にするという動きが元々備わっていたからトロンに対してもいい戦いをすることができた。
しかし昔作った白赤レベルは構造上爆発力を持たせることは難しく、トロンに勝つことは諦めた。(しかし他のデッキには概ね勝てるいいデッキだった!)
5色トロンに対してできるアドバイスは1つだ。
”あなたはこのデッキに勝てるようにデッキを作るべきではない。”
5色トロンに勝てなくてもあなたのデッキはいいデッキなのだ!
デルバー系のデッキは5色トロンに対して十分に戦うことができ、青白裏返しはとても有利だ。
彼ら優秀なボディーガード達が5色トロンを環境から追い出してくれることを日々祈ろう。
たまに彼らに負けるのはその”お礼”だ!
次回からは実際に勝てるデッキを作るためのカード達の紹介です!
コメント
過去の記事含めて、非常に勉強になります!
トロンには毎度苦戦していましたので、読んでてなるほどと思いました
リンクいたしました。よろしくお願いいたします。